2005年6月11日
「I ask U」上映の旅(フランス編)その2
パリにいながらホテルにこもって「I ask U」の準備を進め3日。
システムも無事完成。
(I ask U 上映の様子や観た人の感想についてはI ask Uサイトで報告します)
☆ナントの3日間とちょっと
● 6月2日後半
フランスの平原の中をTGVで一路ナントへ。のんびりした風景にうつらうつらしてる内に到着。暑い!モンパルナスのホテルのおばちゃんに「ナントは寒いよ〜」と聞いていたけど、寒いなんてウソじゃん、という暑さ。強い西日に向かってホテルへ。途中、観光局で地図をもらい、ついでにホテルの場所を教えてもらいました。
汗だくで夕方6時くらいにホテルへチェックイン。部屋が広い。ここも60ユーロ。ホシコさんに電話して、ホテルの近くのオペラ座の前で待ち合わせ。
そしてギスモさん、ホシコさん、そしてテオちゃんと4月のお花見以来の再会!さっそく歩いて「Le livre et l'art」の会場 le lieu unique(リュ・ユニーク) へ。
20分ほどで会場に到着。昔はLUというお菓子メーカーのビスケット工場だったものを改造し、アートスペースにしたのが le lieu unique。準備が進む会場の中を「I ask U」の上映スペースに案内してもらう。結構大きなスクリーンと背の高いプロジェクターの台。その時点では、まだそれだけしか無かったが、明日までに居間風のスペースとクッションを用意してくれるそう。楽しみ。
ギスモさんに、「Le livre et l'art」を主催しているアート集団「Collectif LA VALiSE」(バリーズ)のパスカルさんを始め、スタッフのみなさんを紹介してもらい、会場の外にあるカフェでちょっとお話。みなさん2週間前から準備で会場に詰めているとのこと。お金もかかっていて、とても大掛かりなイベントなのでした。ただ、本屋さんが本を売るのがメインなのでアートは2番手、かも。
その後、再び歩いてナントの街へ。ギスモさん一家にあちこち案内してもらう。ナントは、お城と古い教会と石畳。静かで美しい街です。港町のようだ(ノウソウ)とも、ベネチアみたい(アワムラ)とも思えます。昔はロワール川をさかのぼって、ナントに船がやってきたて、造船や漁業も盛んだったそうです。
街には色々なお店がある中、ケバブ屋さんも多い。ナントで一番おいしい!というお店のケバブをごちそうになりました。たしかにうまい!辛かったけど。ケバブを食べながら、さらに散歩。パリに比べて、のんびりした心地いい空気がただよっていました。
ホテルに帰って、I ask Uの最終チェック。2回ほど部屋の壁に写して、問題なく動くことを確認。
● 6月3日
11時にギスモさんに車で迎えにきてもらう。今日からギスモさん宅に2泊です。お世話になります!ギスモさんちに行く前に、会場入りして I ask U のセッティング。用意してもらったプロジェクタだと、なぜか赤色が出ず人の顔が緑色に。急遽、自前プロジェクタと差し替えることにした。自前のは超小型。一日9時間に耐えられるか?燃えちゃうんじゃない?の不安はあったものの、自前でいこうと判断。セッティングを済ませ、上映を開始。会場の午後1時ちょっと前でした。一旦上映を始めれば、あとはMac miniにおまかせ。ギスモさんの家に荷物を持って移動。お昼にホシコさんの手料理、野菜サラダと肉じゃが、ごはん。おいしかったです!ケーキまでごちそうになる。
午後4時頃に再び会場へ。フランス語の勉強用にと持っていった単語帳に、I ask U の感想を書いてもらうことにし、それをを柱にくくり付ける。他のブースを少し覗いた後に、ギスモさんの車で晩ご飯の材料を買いにスーパーへ。
赤い鳥が目印のAuchanという郊外型の巨大スーパーマーケット。“巨大”さ加減が日本とは比べ物になりません。晩ご飯のラクレットのためのチーズを1キロ、ハム数種、ジュースなどを買うギスモさん。それにしてもチーズが安く種類が豊富!20mぐらいのレーン2本が全部チーズの売り場。
ラクレットの鍋はフランスの一家に一台はあるという、大阪人におけるタコ焼き器のようなものらしい。(参考→ラクレット)
「おいしいけど、おもいよ」とギスモさんホシコさんが言うように、たっぷりのチーズとじゃがいも&数種の生ハムで、みるみる満腹に。お腹一杯になったところで夜10時。I ask U の上映システムを止めるために会場へ。プロジェクターもシステムも問題なし。初日の上映は何事も無く終了しました。
● 6月4日
Le livre et l'art 二日目。朝、ホシコさんとテオちゃんと一緒に、ギスモさんちの隣のパン屋さんへ朝ご飯を買いに。でっかいクロワッサンとメレンゲをサクサクに焼いたパン、バケットなど。どれもうまいんですよこれが。ホシコさん曰く、バケットに使う材料の分量は全て国が定めたレシピに沿ったものだそうです。そのレシピのバケットを日本でも売って欲しいものです。
午前中は、まったりとビデオなどを見せていただく。日本人留学生が古いアパートの中庭で上演したフランス語劇「時うどん」や、ギスモさんが編集した日本旅行記など。
さて会場。上映を開始した後は、TDTVの放送を行うためのテスト。会場の3階にある事務所に案内してもらう。テストも無事終了。その後ギスモさんと別れ、他のブースを覗いてまわる。本とアート展というだけあって、いろんな出版社がアート系の本をひっさげて集合していた。面白かったのは、丸尾末広や日野日出志など、日本では一部の人しか知らないような漫画家の本がフランス語訳されて結構売られていたこと。
時間があるので、2階の別のギャラリーも見て回る。その頃ギスモさん家では、しま猫のアイボちゃんが脱走、大家さんちの猫に追われ、木に登って降りてこれなくなるという緊急事態だったそうw
夕方、ギスモさん一家とクレープを食べに街へ。ノートルダム寺院より天井の高いカテドラルやロワール城の近くで行われていた農業祭などを見つつ、お店に向かう。
クレープをいただいたお店は、川に浮かぶボートを改装したものでした。蕎麦粉の甘くないクレープ(ガレット)の後に、デザートで甘いクレープを。どっちもおいしい!また食べたいなぁ。
その後、ホシコさんとテオちゃんは歩いてお家へ、ギスモさんと我々はトラム(路面電車)に乗って、再び会場へ。
会場に着くと、バリーズの不精ヒゲの男性(お名前失念)が「上映が止まってる」と教えてくれた。
ああ、やっぱりダメだったかプロジェクタ…。でも想定の範囲内だったのでそんなにショックでもなく。むしろ技術スタッフのかたに色々気を使ってもらって、申し訳ないやらありがたいやら。明日の上映はバリーズに用意してもらったプロジェクタを使わせてもらうことにする。
その後、ギスモさんに車でナントのいろんなところを案内してもらう。途中で通った、漁師町がこぢんまりしていい感じ。今度は陽があるうちに行ってみたい。
● 6月5日
Le livre et l'art 最終日。この日はふたりで歩いて会場へいってみる。途中、鐘をガンガン打ち鳴らす教会や、短編映画際が行われる会場の前などを通る。20分ほどで到着。
スタッフの人に手伝ってもらって、上映の準備を整える。日曜日とあってか、会場するとすぐに沢山の人がやってくる。
15時になったので、東京大仏TVの放送をスタート。パスカルさんやバリーズのスタッフ、ギスモさん、ホシコさんを交えて、途中、回線の関係で何度か中断しつつも、なんとか放送。
その後は、ギスモさんに車で今夜泊まるホテルまで送ってもらい、チェックイン。このホテルではちょうど週末割引があって格安の51ユーロ。部屋のつくりやサービスを思えば、相当おトクです。オススメのホテルです。→Pommeraye(ポムレ)
ホシコさんが握ってくれたおむすびでお昼ご飯。夜7時に歩いて再び会場へ。ギスモさん一家と落ち合う。最終日は20時で終了とのこと。金土の夜はゆっくりなのに、日曜の夜はあっさりしてるのね。お客さんも居なくなってきたので、7時40分くらいから片付け始める。
片付けを終え、ギスモさん一家とナントのレストラン街へピザを食べに。
3日間が終わっちゃったなぁと思うと、なんだか悲しい。ホテルまで送ってもらって、そこでお別れ。本当にいろいろありがとうございました!
● 6月6日前半
曇り空。でも、昨日よりちょっとあったかい。朝からホテルの近くにあるスーパー「モノプリ」へ。その後、昨日日曜で休みだったパッサージュ・ポムレ(3階建ての商店街)に行ってみる。が、今日は時間が早くてまだ開いていなかった。
11時ぐらいにチェックアウト。
トラムの中とナントの駅前でコビンちゃんを撮影。
パリに向かうTGVは13時発。
列車に乗り込んでふと見ると、なんと窓の外にホシコさんの顔!
見送りはいらないですと言っていたのでビックリしたけど、すごくうれしい。テオちゃんともバイバイ。
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