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2007年3月 5日

ひねもす俳句:梅満開

ミモザ
見もされぬことにも馴れて花ミモザ /勝美

池のカエル
浮き浮きか将(はた)憂き憂きか蛙出づ /勝美

合戦
梅凛々幼き武者の勢揃ひ /勝美

猫
挨拶はものの順序よ恋の猫 /勝美


Posted by crip at 2007年3月 5日 12:18 | TrackBack(0) 


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受賞後初の句としては駄洒落っぽくて、すみません。
ミモザに『見もさ』れぬとか、浮き浮きに『憂き憂き』とか。
梅凛々は梅祭でもいいかなとは思いましたが、凛々の方が武者に響くかなと思ったりもして。以上作者の弁。

投稿者:うらわの俳人 (2007年3月 5日 18:25)


>見もされぬ〜
春が近づくと、赤塚植物園にもたくさんのカメラマンがやってきます。
植物たちも、ファッションモデルになった気分かも。
でも、植物にとって花は体のたった一部。全身キメたのに、指先ばかり撮られて不本意なのかも知れません。

>浮き浮きか〜
この日は、かなり温かだったので、カエルもきっと
ウキウキなんだと思います。しかし、すぐ子孫残し競争が
始まるのでうかうかしてられないですね。

>梅凛々〜
紛争地域の少年兵の姿は、心に痛いですが、
梅祭りの若武者たちは、同じニュース映像でも
心がゆるみます。

>挨拶は〜
春の猫は、正に恋のバトルです。その雄叫びと共に草木も芽吹き始めるのでしょう。
コミカルタッチな句は春の陽気や空気にピッタリきますね。

投稿者:農宗 (2007年3月 6日 09:09)


ミモザ。ダジャレで「見もされぬ」なんて作者は
言うけど、春先の快晴の空にこの花の黄色はすごく冴えて
目を奪われます。
ロウバイから始まり、マンサク、ミモザ、レンギョウと
春は黄色の花がつづきますね。

卵を産みにきたこの蛙は、いったいどっちでしょうね。
顔は浮き浮きしてるようには見えないけれど、
やっぱり春を喜んでるんじゃないでしょうかね。
それとも役目をはたす義務感でいっぱいの憂鬱な春なんですかね。

写真は地元赤塚の梅祭りにて。
隣接する郷土資料館の展示と関連して、火縄銃の打ち方なんぞも
やってたみたいです。
「梅凛々」がさわやか。まだ少し肌寒さの残る空気と梅の香にも
ぴったりですね。

今回はいつにも増して軽めな句が揃ってますね。
中でもこの句は、なんともユーモラスであたたかくて
猫っぽくて、いいですね。
猫にもいろいろあって、挨拶を重視する猫、います。
挨拶っちゅーかマナーを。
連れてきたともだち(猫)が家に上がるとき体を嘗めないのを
ウチの猫がたしなめる現場を目撃したことがあります。

投稿者:awa (2007年3月10日 10:51)



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