ウォルフィー佐野の即興音楽のすすめ
大切なのは、偶然と必然の調和。今までも、これからも…

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2005年02月10日

運命の出会い [music] 14:52

イェーイ!
今から1ヶ月ほど前のことです。これぞまさしく「運命の出会い!」と思えるような出来事がおこりました。そして、その日以来、僕はとっても幸せな毎日を過ごしています。
さて、聖バレンタインデーを4日後にひかえた今、僕は一体何を語ろうとしているのか!!?



1ヶ月ほど前の或る日、僕はとても悩んでいました。その悩みというのは…。
ここのところ太鼓の話ばかり書いている僕ですが、実は僕、ギターも大好きなんです。(ゾウさんは別に好きではありません。)
始めたのは中学1年生が終わった春休みでした。その頃はフォークギターで弾き語りなどをして遊んでいたんです。その後いろいろ会ってジャズをやるようになり、僕はエレキギターを弾くようになりました。そして、それからさらにいろいろあって(笑)、僕は7弦ギターというのを引くようになりました。
僕が初めて手に入れた7弦ギターは、アイバニーズの「ユニバース」というエレキギターです。これは、有名な変態(てんさい)ロックギタリスト、スティーブ・バイのモデルとして作られているものです。この楽器は、とてもよくできていて、僕は現在数本の7弦ギターを持っていますが、ライヴでは、この「ユニバース」しか弾いたことがありません。
さて、僕はもともとフォークソングが好きだったということもあってか、今でもアコースティックギターが大好きなんです。アコースティックギターには、金属の弦が張ってあるものと、ナイロンの弦が張ってあるものの2種類があり、その二つは楽器の構造が微妙に違います。そして、僕は両方とも同じぐらい好きなので、それぞれ1本ずつ欲しいと思っていました。
しかし、ナイロン弦を張るタイプの7弦ギターは市販されているものがなく、特注で作ってもらうしかありません。でも、それでは、言うまでもなく、値段がとっても高くなってしまいます。そこで僕は仕方なく、金属弦用の楽器を2本買い、その一方に無理やりナイロン弦を張ることにしました。
ところが、そこで僕は困ってしまいました。っというのは、もっとも低音である7弦に張るナイロン弦がないのです。金属弦の方は、僕はエレキベースの弦を張っているのですが、ナイロン弦のギターに7弦だけ金属の弦を張るわけにはいきません。こうして僕のナイロン弦7弦ギター所有計画はあっけなく暗礁に乗り上げてしまいました。
さて、僕はなんとか解決策を見いだそうと、ネットでいろいろ検索してみました。まず、或るページにチェロ用の弦を張るといいと書いてあったので、チェロを扱っている楽器店に行ってみると、なんとチェロの弦は1本10000円もすると言われ、ビックリして何も買わずに帰ってきました(笑)。次に、ブラジル音楽では、ナイロン弦の7弦ギターがポピュラーだということで、ブラジル専門の楽器店に行ってみると、値段はそれほど高くはなかったものの、在庫が無く取り寄せには時間がかかると言われてしまいました。
そんなこんなで、まあべつに急がなくてもいいや、なんて半分あきらめていた或る日、ちょっとした用事で都内に出かけた僕は、それをすませた後、ちょうどその近くにクラシックギターの専門店があることを思い出したのです。「そういえばクラシックギターの世界でも、時々多弦ギターが使われているんだった。」そんなことを考えながら、それでも、もう特に期待することもなく、どちらかというと「まあせっかく近くなんだし一応ダメもとで聞くだけ聞いてみるか。」っという気分でそのお店に入りました。そして、弦のことを聞く前に、まず、そのお店で7弦ギターを扱っているかどうかを聞いてみたのです。すると……。
「申し訳ありません。今は中古のエレガットが1本あるだけなんですが…」
エレガットというのは、エレクトリックアコースティックのガットギターという意味です。エレクトリックアコースティックというのは、俗にエレアコと言われ、通常のアコースティックギターにマイクのようなものを搭載して、アンプにつないで音を出すことができるように作られた楽器のことです。そして、ガットギターというのは、ナイロン弦のギターという意味なのです。
僕は、店員のその言葉をすぐには飲み込めず、数秒間のうちに、頭の中で何度も繰り返しました。そして、「ええっ!?そんな楽器があるんですかぁ!!?」っと聞き返しました。僕のリアクションを見て、その店員は、不思議そうに「はい、あります」と答えました。クラシックギターの人にとっては、エレアコなんて邪道な物なのかもしれません。しかし、僕にとっては、そうではなかったのです。
僕は、その言葉をにわかに信じられず「ちょっと見せてください」と頼みました。彼は僕を試奏室に案内し、その楽器をもってきてくれました。そして……。
僕がその楽器を手にした瞬間…、それが、まさしく「運命の出会い」の瞬間だったのです。その楽器は、確かに7弦でナイロン弦ギターの構造をしていました。さらに、カットアウェイと言って、ボディーの一部が切り取られたような形をしていて高音域が弾きやすいようにできていました。そのうえ、1弦と2弦の部分だけ指板が24フレットまで延長されていたのです。本当に、信じられないほど、僕が「こんな楽器があったらいいなあ」と思っていたとおりの、まさに奇跡のような楽器でした。
こうして、2005年1月14日午後6時、僕のうちに6本目の7弦ギターがやってきました。これで、どうやら今年の聖バレンタインデーは、さびしい思いをしなくてすみそうです(笑)。……?

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▼寄せられたコメント →コメントを書く

題名の期待を裏切らない(!?)素晴らしい内容ですね!

楽器よりも、理想のスタイルが先にあるところが流石です。

Posted by: 宇宙エース at 2005年2月11日 11:37


うわぁ〜、なんか、はずかしいっすねぇ(笑)!
早くライヴで使えるように頑張ります!

Posted by: ウォルフィー at 2005年2月12日 07:06

突然すいません。
多弦ギターを探していて偶然日記の方を読ませていただきました。
すばらしい出会いをされたんですね!
失礼でなければ、
ぜひそのメーカー名と
お店の名前を教えてくださいませんか?
失礼でしたら本当にごめんなさい。

Posted by: イシガ at 2005年9月13日 07:37

 イェーイ!
イシガさん、はじめまして。
書き込みありがとうございます。
直接の知り合い以外の方からのコメントは初めてなのでとっても嬉しいです!!
僕も「多弦ギター」で検索してみちゃいましたよ(笑)。
 さて、ご質問のギターですが、購入したのは新大久保のクロサワ楽器店。2階のクラシックギターフロアにありました。ただ、お店の人によると、このギターは前の持ち主が特注して作った物ではないかとのことでしたので……。メーカーは「GV」って言うんでしょうか?僕は全く詳しくないのですが、これまた、今はもう無いメーカーなんだそうです。
 イシガさんはどんな音楽をやっていらっしゃるんでしょうか?良い楽器に出会えるといいですね。そして、何か見つかったらぜひここにお知らせくださいね。
みんなで多弦ギターをもっとはやらせましょう!!

Posted by: ウォルフィー at 2005年9月14日 11:04

ありがとうございます。
書き込みが初めてで大変緊張しました。
いままでコンピューター中心の音楽をやっていたんですが、
ライブでコンピューターとの即興的な演奏ができないかと思い
ギターとピアノを改めて練習しているところなんです。
多弦ギターについては、
エグベルトジスモンチのような音を出したい!という理由で
全く触った事がないので想像でしかないのですが
音域が広がるのでピアノのような面白いことが出来るのかなぁと
漠然と夢を持っています。
クロサワ楽器、ぜひ行ってみます。
本当にありがとうございました。
良いギターと出会えたらお知らせしますね!

Posted by: イシガ at 2005年9月16日 21:50

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