ウォルフィー佐野の即興音楽のすすめ
大切なのは、偶然と必然の調和。今までも、これからも…

カテゴリー/プロフィール(11) daily(12) LIVE(33) Live With Momoko(34) Live With Sumiko Shirakawa (2) Live With Taiichi Kamimura (2) Live With Takahiro Yamaguchi (10) Live With You(4) Live With Yuu Mizuki(14) ライヴ報告(33) music(14) その他(6)

← Live With Yuu Mizuki Vol.5 | ▲TOPページ | 9月19日のライヴ報告 →


2005年09月17日

Live With Momoko Vol.11 [Live With Momoko, LIVE] 23:28


 イェーイ! 
Momokoさんとのライヴ、今回も特別企画です!!

日時:10月1日(土)18時30分開演。
場所:西巣鴨「カフェ・ド・ノーブル」
      電話:03−3940−2624
   都営地下鉄三田線西巣鴨駅下車。
   A2出口を出て、白山通りを左へ2,3分。
   大きな陶器のワンちゃんが目印のお店です
チャージ:無料!!

 今回のお店はMomokoさんが毎月第1土曜日に歌っている喫茶店。毎回Momokoさんの素敵なお友達がゲスト出演しています。あるときは、ブラジルの超有名歌手にそっくりの歌声を聞かせてくれるブラジル人と日本人のデュオ。またあるときは、オーケストラの一番上と一番下の楽器、ピッコロとチューバだけで楽しいアンサンブルを聞かせてくれる二人組み、その名も「ピッコロ・チューバ」。またまたあるときは、日本のある超有名フォークシンガーにそっくりな歌声を聞かせてくれるおにいさん。そして……、

--------------------------------------------------------------------------------

     ももこさんが歌う日

毎月第一土曜日の夜は、

西巣鴨の居心地のいい喫茶店カフェ・ドーノーブルで

歌います。

10月は、ゲストにウォルフィー佐野さんをお迎えします。

時おりMomokoライブにパーカッションで共演してくれてるウォルフィーさん。

今回はギター弾き語りを聞かせてくれます。

--------------------------------------------------------------------------------

っということになりました。7月の農家ライヴのように、今回も「秋の特別企画」という感じでお送りします!!
 7月に農家で演奏した曲の中に「フェスタ・ド・インテリオール」というのがありました。この曲はブラジルの田舎のお祭りの歌ということでとっても楽しくて元気な歌です。Momokoさんはこの曲が大好きなんだそうですが、なぜか、これを僕のギターで歌いたいと言い出して、僕にガル・コスタの歌を録音したMDをくれました。そんなわけで僕は、この曲の素朴な華やかさのあるイントロと、ブラジル独特のリズムを練習して、このとき初めてギターでMomokoさんの歌を伴奏することになったのです。
 でもこの曲、本当は秋のお祭りの歌なので、季節としては、7月よりもちょうど今頃の方がぴったりなんだろうと思います。そう、もう秋なんですよねぇ。今年ももうすぐ終わりですよ(笑)。1年経つのってホントに早いですねぇ!!芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋……、いろんな秋がありますが、夏が終わってしまっても、楽しいサンバで楽しい秋の一夜を過ごしたいと思います。
 最後に、MomokoさんのHPの「つれづれ歌がたり」のコーナーから、Momokoさんがこの曲への思いを綴った日記をご紹介します。


2005.07.03

     わたしのフェスタ・ド・インテリオール

違うんだってば!

心の中で叫んでいた。大好きな歌。フェスタ・ド・インテリオール。これもまた大好きな風船を手に持って歌いながら、「違う違う! わたしが歌いたいフェスタ・ド・インテリオールはこれじゃない! 赤い風船が似合うフェスタ・ド・インテリオールはこうじゃない!」と心の中で叫んでいた。

フェスタ・ド・インテリオール。マルシャのメドレーの定番の歌。わたしも、この歌を歌いながら踊るのが大好きだった。元気一杯に大声で歌うのが大好きだった。

でも、いつもどこかに違和感を感じていた。本当にこんな風に歌いたいの? こんなに大きな音が欲しいの? サンバは、フレヴォーは、マルシャは、大きな声で歌わなきゃいけないの? 

わたしに歌えるサンバはないの?
わたしに歌える楽しいマルシャやフレヴォーはないの?
赤い風船を持って、のどかに歌うマルシャはないの?
優しい声で軽やかに歌うサンバはどこにあるの?

混乱を抱えたままサンバのセンセイのところに行ってみた。

「あのね。大好きなフェスタ・ド・インテリオールを、わたしらしく歌いたいんだけど、どうしたらいいの?」と聞いてみた。

「Moraes Moreira を聞いたこと、ある?」
「誰? そのひと・・・」
「フェスタ・ド・インテリオールを作った人」

何と言うことだろう。大好きなフェスタ・ド・インテリオールの作曲者の名前をわたしは知らなかった・・・

「いっしょに見てみようか。とっても楽しいから・・・」

そして、センセイと見たMoraes Moreira のDVD。

一曲目は"Canta Brasil"
ステージにはMoraes Morais ただひとり。ガル・コスタの熱唱で有名なこの歌を、そしてサンバのライブではパーカッション総動員で、「できる限り速く」という速度記号が譜面に書いてあるかのごとくに賑々しく歌われるこの歌を、彼はギター1本で、まるで懐かしいフォークソングでも歌うようにさりげなく歌う。かっこもつけず、叫びもせず、ただただ普通の声で歌う。

それでも、彼の歌うCanta Brasil は心地よいサンバ! ほっぺたが緩んでしまう、体が動いてしまうサンバ! のびのびと歌いながらも、ズンズンと前に進んでいくサンバ!

「カンタ・ブラジル・・・・こんな風に歌ってよかったの???」
「そう。みんな速く歌いたがるけどね。」
「こんな風に歌っていいのなら・・・歌っていたのに・・・・あきらめていたのに・・・カンタ・ブラジル・・・」

そして。

パーカッション、ドラム、ギター、ベース、トロンボーン、アコーディオン、バイオリンやチェロという編成でMoraes Moreira が歌うフェスタ・ド・インテリオール。

あなたは、どうしてわたしのイメージの中のフェスタ・ド・インテリオールを知ってるの? と聞きたくなるような歌だった。

フェスタ・ド・インテリオール。田舎のお祭り。夏の終わりのブラジルの6月。サン・ジョアンのお祭りの日に、広場に集まって、焚き火を燃やして、子供達はつぎはぎの田舎者の衣装を着て、大人達は甘くて強いお酒「ケンタオン」を飲み、みんなでフォホーを踊る・・・ 

フェスタ・ド・インテリオール。「夢の世界の戦争のお話。爆弾が破裂して飛び出したのは愛だった」と歌う。花火がドーンと上がって、ハート型の花が夜空に咲くような、のどかで、ユーモラスで、かわいい歌。

そのフェスタ・ド・インテリオールを、作曲者Moraes Moreira は、その通りにのびのび愉快に茶目っ気たっぷりにギターを弾いて歌う。大勢のバックのミュージシャンも、皆、優しい音で叩いている。弾いている。軽やかに楽しげ。決して大音響というわけではない。けれど、聞いていると、いっしょに焚き火の回りの輪に加わってフォホーを踊りたくなる。

なんて普通で、何て楽しいんだろう!

こんな風にやマルシャやフレヴォーをを歌えるのね。
こんな風に楽しいサンバを歌えるのね。

Moraes Moreira

ジョアン・ボスコのように奔放でもなく。
ジョイスやガル・コスタのようにかっこよすぎず。
ルイス・ゴンザーガのように泥臭くなく。
ベチ・カルバーリョやアルシオーネのような迫力の声でもなく。
ごくごく普通のギターと歌で自分の世界をつくってしまう。軽やかで、歯切れよくて、ユーモラスで。優しくて暖かく。そして、丁寧に作られた世界。

ずっと求めていた世界を見せてくれたと思った。漠然と「こうなりたい」と思いつつも、具体的な形が見えなかったイメージの、ひとつの答えを見せてくれたような気がした。

わたしは、わたしの声とギターで、自分の世界をつくろう。ほのぼのと暖かくて、時にはおかしくて、時には切なくて、そして、わたしのほっぺたも、聞いてくれる人のほっぺたも緩んでしまうような音楽をつくろう。

きっと歌えるにちがいない。

わたしのフェスタ・ド・インテリオール。
わたしのサンバ。
わたしの歌。
わたしの世界。
投稿者 ももこ 時刻 03:23 in 愛唱歌 | 固定リンク

コメント 0 | トラックバック 2
エントリーのURL: http://www.cripep.com/wolfy/archives/2005/09/live_with_momok_9.html
トラックバック用URL: http://www.cripep.com/cgi-bin/tdtv_mt_utf8/mt-tb.cgi/1358


▼寄せられたコメント →コメントを書く


▼コメントを書く









名前、アドレスを登録しますか?