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2005年12月28日
あがり性について (3)
イェーイ!
今年もあとわずかですねぇ!!各種マスコミでは大雪やインフルエンザの流行のニュースが伝えられていますが、皆さんはお元気でお過ごしでしょうか?僕はこの寒さに負けないように、美味しいお酒と楽しい音楽で免疫力を高めて頑張っています。
さて、あがり性についてのシリーズは今回が最後です。2005年の更新もこれが最後だと思います。僕のブログのエントリーはこれでちょうど70件になりました。最後の三つが過去の文章というのもなんだかさびしい感じではありますが、それでも今年は、僕にしては結構頑張ったなぁと思っています(笑)。来年はさらにもうちょっと頑張れたらいいなぁと思っているのですが……さて、どんな年になりますことか??(笑)
読者の皆さん、今年1年の間このブログを読んでくださって本当にありがとうございます。そして、来年も今まで同様よろしくお願いいたします!!
それでは皆さん、どうぞ良いお年をお迎えください。
ウォルフィーの日記
2004年06月03日
20:44
備えあれば…??
今回もあがり性についての続きです。本当に大変お待たせしてしまいました。自分自身の経験を踏まえて、僕なりにできる限りのアイディアをまとめてみました。ですが、これで本当に解決できるかどうか自信はありません(笑)。でも、この中の何か一つでも参考にしていただけそうなものがあれば、僕としてはとても嬉しく思います。
まず、あがり性の人は、あがり性を悪いことだと思わないようにしましょう。「自分があがり性じゃなければよかったのに」とか「あがり性じゃない人がうらやましい」というような気持ちが少しでもあると、余計に演奏に集中できなくなってしまいます。本番前に自分があがっていると感じたら、そのこと自体は良いことなのだと思うようにしてください。
さて、そうは言っても、あがってしまって本番で実力が発揮できないのはやはりくやしいことです。そこで、あがらない方法ではなく、あがってしまった時に良い演奏をするためにはどうしたらいいのかを考えてみました。
本番であがってしまうのは当然のことです。なぜなら、本番は練習とは違うからです。では、本番と練習はどこが違うのでしょうか?本番と練習の違いはたくさんありますが、一番大きな違いは、本番はやり直しがきかないというところでしょう。それだけはどうにもできません(笑)。しかし、逆に言えばそれ以外のことは、なんとかできるかもしれません。ということで、本番が決まってから本番当日までの間に、具体的に何をすればいいのか、僕が思うことを順番に書いてみます。
まずは、曲選びです。曲を選ぶときは、とにかく好きな曲、自分が一番やりたいと思う曲を選びましょう。たとえそれが今の自分にとっては少し難しいかもしれないと思うような曲であったとしてもです。ステージ上で頼れるのは自分だけです。そして、その自分の支えとなるものは、やはり十分な練習しかありません。しかし、楽しくなければその十分な練習はできません。どんなに簡単な曲でも、本番でやるからにはやはり練習が必要です。でも、その曲が自分があまり好きではない曲、実は特に演奏したいわけではないというような曲であったとしたら、練習も本番も楽しいものでなくなってしまいます。楽しくなければ人は頑張れないのです。
曲が決まったら、次は練習です。まず大切なのは技術的な練習で、難しい部分を重点的に練習して、とにかくできるだけ早い時期にその曲を最後まで演奏できるようになりましょう。本番が近づくにつれて練習量が増えるというのはよくあることですが、それだと最後に時間が足りなくなったりして、不安の原因になってしまうことが多いのです。
最初から最後まで間違えずに演奏できるようになったら、次はテンポを変えて練習してみましょう。まず、メトロノームを使って、実際に本番で演奏しようと思うテンポを決めてください。次に実際のテンポからメトロノームで1メモリずつ遅くしていきます。その時絶対に決められたところ以外で息継ぎをしないでください。人は緊張すると、何もしない状態でも酸素の消費量が多くなります。管楽器や声楽はこの影響を大きく受けるので、できる限りゆっくり演奏することで息をたくさん吸って一つ一つの音を大切に演奏する練習になるのです。
それができたら、今度は実際のテンポからメトロノームで1メモリずつテンポを上げていきます。これは運指の練習です。人は緊張すると、どうしても筋肉に力が入って、硬くなってしまいます。そこで、できる限り速いテンポで練習しておくことによって実際のテンポの方をを感覚的にゆっくりに感じられるようにしておくと、本番でリラックスして演奏することができるようになるのです。
さて、少しずつ余裕をもって演奏できるようになってきたら、今度は家の中のいろいろな部屋で練習してみましょう。これは、場所が変わると音の響き方が変わって自分の音の聴こえ方が大きく変わるので、それに慣れておくためです。たとえば、良く響く浴室での演奏と、寝室などほとんど響かない部屋での演奏では、同じ自分の演奏なのに驚くほど印象が違ってきます。これをやるときは、響かない部屋の方が大事なので、カーテンを閉めたり布団を敷いたりバスタオルや毛布などをつったりして、できるだけ響かない空間をつくってください。
他に有効な練習方法としては、わざと大きな音でテレビやラジオをつけたままで練習するというのがあります。これは、集中力を高める練習になります。本番中はとにかく自分の音に集中することがなによりも大切なのです。
それから、楽器をかまえた状態で、音は出さずにメロディーを声で歌いながら、それに合わせて指を動かしてみましょう。これによって運指だけに集中することができるので、曲の中で運指の不確かなところがないかどうかを確認することができます。歌の方は、できれば、ド・レ・ミ…で歌うようにしてください。
さあ、いよいよ本番が近くなってきたら、自分の演奏を録音してみましょう。その日の練習を始める時、楽器を組み立てたら1音も出さずに、まず練習してきた曲を演奏し、それを録音します。そのとき、絶対にロングトーンやスケール練習などのウォーミングアップを一切しないでください。これは、本番当日は何がおこるかわからないので、もしかすると演奏前に練習が全くできないことがあるかもしれないからです。録音している時はもし途中で間違えてしまっても止まらずに、本番と同じように最後まで演奏しましょう。この、録音しながらの練習を、できるだけたくさんしてください。1日に30分練習するとしたら、午前中、午後、夕方に分けたりして10分の練習を3回にして、それを毎回録音する方が効果的です。練習と練習の間には、もちろん何かをしながらでもいいので、できるだけ、録音した自分の演奏を聴き続けてください。
もし、さらに余裕があったら、その曲を暗譜してしまいましょう。暗譜で検索してみたら、素晴らしいページが見つかりました。ぜひ参考にしてみてください。
http://www.arurumusicschool.com/anpu.html
さて、直前になったら、本番の時と同じ服装で練習しましょう。これは、服装が変わると、呼吸のしやすさが変わってしまう場合があるからです。さらにそのとき、自分が一番聴いて欲しいと思う人や、当日本当に聴きに来てくれることになっている人の顔を思い浮かべたり、ステージで演奏している自分をイメージしたりしてみましょう。これはイメージトレーニングで、慣れてくると楽器を持っていないときでもできるようになります。このイメージトレーニングだけで、あがっている自分まで想像できるようになれれば理想的です。
さあ、そして、当日を迎えたら、朝からこのイメージトレーニングを繰り返してください。実は、人間がどんなに緊張してしまったとしても、その持続時間には限界があります。そこで、朝のうちから意図的に自分を緊張させることによって、演奏する頃にはそれほど緊張できないようにしてしまうということができるのです。もし、それでもステージに上がる直前、舞台袖で前の人の演奏を聴きながら出番を待っていて、また緊張の波が押し寄せてきたりしたときは、口をできるだけ大きく開けて深呼吸を繰り返してください。それによって口の周りの筋肉をほぐすことができますし、口をあけること自体に全身をリラックスさせる作用があります。そして、落ち着いてきたら、小さな声で自分の曲を歌いながら指を動かしたり、ゆっくりと楽器に息を吹き込んで楽器を暖めたりしながら、できるだけ無心で自分の演奏に集中するように努めましょう。
はい、ここまでできれば、たとえどんなにあがってしまってもきっと良い演奏ができます。いや、もし失敗したとしても、あきらめがつくでしょう(笑)。それに、実は練習というのは、本番中に間違えた時にこそ役に立つものなのです。十分練習をつんでありさえすれば、もし途中で間違えてしまったとしても、止まらずに最後まで演奏することができます。そして、一番大切なのは、誠実に演奏すること。そして、気持ちを伝えることなのです。いくらノーミスで演奏したとしても、それだけでは何も伝わりません。反対に多少ミスがあっても、心のこもった演奏ならきっと聴いている人の胸に届くはずです。
そして、最後は、やはり開き直りでしょうか(笑)?人間は機械じゃないんだから間違えて当然です。世界のトッププレイヤーだって間違えることはあるのです。そんな言い訳をたくさん考えて、自分のプレッシャーを軽くしてあげましょう。「今年の本番は来年の本番の練習なんだ」くらいに思ってみるのもいいかもしれません。そして、なにより、全てを楽しんじゃってください!
あっ、そうそう、終わったら、絶対においしいビールを飲んでくださいね(笑)!!
それでは、頑張って…、いや、本当に、楽しんでください!!
投稿者 wolfy : 23:18 | コメント (0) | トラックバック
2005年12月21日
あがり性について (2)
イェーイ!
本当に毎日寒いですが、皆さんお元気でお過ごしでしょうか?風邪の予防のために、僕は部屋の湿度を保つことと、十分な睡眠を心がけています。年末年始は楽しいことが沢山ある季節、風邪なんか引いてはいられませんよね。
さて、今回も過去の日記から、前回の続きをご紹介します。それならもっと早くアップすればいいのにって自分でも思うんですが、まあいろいろありまして…(笑)。読み返してみると僕なりに結構頑張って書いているみたいなので、既に一度読んでくれたという人も、まあそう言わずに、ぜひもう一度読んでみてください。
ウォルフィーの日記
2004年06月01日
23:06
発想の転換
皆様、大変お待たせいたしました!今回は、5月26日の僕の日記の続きです。
あがり性とはいったい何なのでしょうか?
あがり性の人とはいったいどんな人なのでしょうか?
そして、人はなぜあがってしまうのでしょうか…?
っということで、一般に人が緊張してしまうのはどんなときなのかを考えてみました。
まず、やり慣れないこと、普段あまりやらないことをしようとするとき、多くの人は緊張してしまうと思います。それは、やり慣れないことをするとき、人はどうしても無意識のうちに、不安感や恐怖感をもってしまうからでしょう。この場合の不安や恐怖とは、「失敗したらみんなにどう思われるだろうか」とか、「本番中におこる、失敗の要因になりうるかも知れない出来事を、事前に全て予測するのは不可能だ」と思う気持ちではないかと思います。
だから、僕の場合、何度もセッションに参加することであがり性が治ったというのは、人前で演奏するということが僕にとってやり慣れないことではなくなり、不安や恐怖を感じなくなったということなのです。つまり、回数が多くなるにつれて、「1度や2度の失敗などたいしたことじゃない」「この前はうまくいったんだし、今日だってきっと大丈夫」「いや、もし今日失敗したって、この次頑張ればいい」なんて思えるようになったり、「本番中何がおこるかわからないと思ったけど、実はたいてい何もおこらない」「もし僕が失敗したって実は誰も何とも思わない」なんていうことが分かってきたりするわけです。
また、同じようにやり慣れないことといっても、たとえば年に一度温泉に入るというようなときに緊張するなんていう人はいません。つまり、たとえそれがやり慣れないことであっても、それが自分にとって楽しいこと、そして、最初から容易にできるとわかっていることであれば、人は緊張することはないのです。
っと、ここまで考えてみると、人がどのくらい緊張するかというのは、周りからの期待の大きさや、それにこたえなければいけないと思う責任感の強さや、それをやる事の難易度や、自分自身の能力や、失敗によって失うものの大きさや、それを取り戻すことの大変さなどなど……、そういういろいろなもののバランスによって決まるということになります。
もし、そうだとしたら……、あがり性の人、つまり緊張しすぎてしまう人というのは、何事にも真剣に取り組む真面目さと、他の人からの期待にこたえようとする強い責任感と、自ら難しいことに挑戦しようとする向上心の持ち主である、ということができます。これは、とっても素晴らしいことです。つまり、あがり性の人はみんなとても素晴らしい人なのです。人は皆、あがり性であるべきなのです。そう、あがり性でない人の方がおかしいのです。そして……。
はい、実は僕、昔はすごいあがり性だったのです!!
昔は……??
(さらに続く)
投稿者 wolfy : 22:11 | コメント (0) | トラックバック
2005年12月14日
あがり性について (1)
イェーイ!
毎日寒いですねぇ!!皆さんは風邪など引いてはいませんでしょうか?僕は、忘年会が続くこの季節、体調はますます良好でまさに絶好調といった感じです。きっと、殆ど人込みに出ない事と、言いたい事は我慢せずに何でも言ってしまうように心がけている事が良いのではないかと思っているのですが……??(笑)
しかし、そんな日々のことをここで書いてもあまり面白くなさそうなので、今回は、またしてもmixiの頃に書いた日記をご紹介したいと思います。もう1年半以上も前に書いたものですが、その中でさらに僕の学生時代まで振り返っていて、僕個人的にはとても懐かしく読みました。
ホント、僕、昔はすごいあがり性だったんですよ。
ウォルフィーの日記
2004年05月26日
12:45
あがり性について
今回は、また僕が入っているフルートのコミュニティの中に作られた面白そうなトピックについて考えてみました。それは「あがり性について」です。
実は僕、昔はすごいあがり性だったのです。子供の頃あまり目立つことのなかった僕は、授業中教科書を読まされるだけでドキドキしたのを今も憶えています。そんな僕が、初めてステージで楽器を演奏したのは、高校生のときでした。高校3年生の夏から1年間アメリカに留学していた僕は、中学1年生のときから趣味でフルートを吹いていたということで、留学先の高校で毎年行われていた『スプリングコンサート』のオーディションを受けることになったのです。
その高校には音楽の先生が3人いて、スプリングコンサートに出演を希望する生徒たちはみんな、その先生たちの前で、自分が選んだ曲を演奏するのでした。そのとき僕は、確かバロックの短い曲を2曲演奏したのですが、ひどく緊張してひざが震えてしまい、長い音に自然に細かいビブラートがかかってしまうほどでした(笑)。でも、ジャズという音楽を知ったのもその留学先でのことだったので、僕にとっては本当に大切な思い出です。そして、帰国後僕はアルトサックスを始め、友達を集めてなんとかジャズバンドらしきものを組みました。とは言っても演奏したのはやはり当時通っていた専門学校の学園祭だったのですが…。
さて、自分がひどいあがり性であることを知っていた僕は、本番が近づいてくるとなんとかしなければと思うようになりました。そして、一人の先輩が教えてくれた、あるジャズ系のライヴハウスのジャムセッションに通い始めたのです。ジャムセッションというのはジャズミュージシャンたちの間でしばしば行われているもので、不特定多数の人が楽器を持ってライヴハウスなどに集まり、ジャズスタンダードと呼ばれるジャズ好きの人の間で広く知られている曲の中からその場で1曲を選んで、その曲に参加したいと思った人たちがステージに上がり、最低限の打ち合わせをしただけで即興で共演するという演奏形式のことです。ジャズ系のライヴハウスの中にはアマチュアでも参加できるジャムセッションを定期的に開催しているところがたくさんあり、僕もそんなお店に毎週通ったのでした。
通い始めた頃は毎回とても緊張して思うように演奏することができなかった僕も、回数を重ねるとだんだん緊張しなくなり、最終的には人前で演奏することを楽しめるまでになりました。やはり、あがり性を治すには、とにかく場数を踏むというのが一番の方法のようです。しかし、それにはとても時間がかかってしまいます。そこで、次回の日記で、もう少し短い時間で、できるだけ簡単にあがり性を克服する方法について考えてみたいと思います。
(続く)
投稿者 wolfy : 18:23 | コメント (0) | トラックバック
2005年12月 7日
11月25日のライヴ報告
イェーイ!
「Live With Momoko Vol.12」、やってきましたぁ!
場所は高田馬場駅前の「自然食レストラン ライフリー」。今回も聴きにきてくださった皆さん、本当にありがとうございます!
ライフリー特製スペシャルバースデーケーキ!!大変美味しくいただいてまいりましたぁ!!Momokoさんが「ウォルフィーさんらしいケーキを作ってね」と店長さんにお願いしてくださったということでいったいどんなケーキが出てくるのかと楽しみにしていたら、それはとっても大きくて丸ごとのイチゴが沢山載ったチョコレートケーキでした。本当に美味しかったです。そして、お誕生日ケーキのろうそくを吹き消したのなんてもう何年ぶりだか分かりません。しかもライヴ中に、知らない人が沢山見ている前で誕生日をお祝いしてもらったのなんて生まれて初めてですよ。本当にとぉっても嬉しかったです!!
僕は今月はもうライヴの予定はありません。おそらくこのライヴが2005年最後ということになると思います。それがこんなに素晴らしい、一生忘れられないようなライヴになったんです。本当に今年は幸せな1年でした。そして、この時の模様が東京大仏テレビの「2005年11月27日放送:アートとブルースと平林寺」の中で紹介されました。皆さんもぜひご覧になってくださいね。
それではいつものように、本年最後のセットリストです。
第1セット
1 星空のカーニバル
2 マシュ・ケ・ナダ
3 ドゥエルメ・ネグリート
4 小さい秋みつけた
5 ふんわり・まんまる・明石焼き
6 オルフェのサンバ
第2セット
1 エー・バイアーナ
2 パラベンス(ハッピーバースデー)
3 誕生日のソネット
4 砂山
5 満ち潮の夜
6 上を向いて歩こう
7 ウンパッパ!
8 トリステーザ
Momokoさーん!1年間ありがとうございましたぁ。 Muito obrigado!!