3月11日のライヴ報告 [Live With Taiichi Kamimura
, ライヴ報告] 05:29
イェーイ!
「Live With Taiichi Kamimura Vol. 1」、やってきましたぁ!
場所は荻窪の「LIVE BAR BUNGA(ブンガ)」。今回も聴きにきてくださった皆さん、本当にありがとうございます!
今回のポイントは2つ、真っ暗闇の空間と、未来のジャズでした。どちらもかなり実験的な試みだったと言えるでしょう。っということでお客さんたちの反応も賛否両論だったようですが、楽しんで最後まで聴いてくれた人も沢山いて、演奏した僕たちはとても嬉しかったです。
都会の真ん中に完全な暗闇を作り出すというのはとっても難しいことで、スタッフのみんなは、僕たち演奏者よりずっと早くお店に入って準備をしてくれました。開始直前になって、明かりを消すまでステージに誰もいない方が面白いのではないかということになり、真っ暗になってからステージに上がって演奏を初め、演奏が終わると明かりをつける前にステージを下りるという演出で2ステージ演奏しました。しかも演奏中はMCも全く入れず、真っ暗な中でとにかく音だけに浸って想像力を膨らませて聴いてもらいたいという試みで、賛否というのはこの辺がうまく伝わった人とちょっと難しかった人に別れたようです。
音楽的にはかみむらさんがテナーサックスとソプラノサックスに数種類のギター用のエフェクターを絶妙に組み合わせて平均率さえも超越した独特の世界を作り出し、僕がいつもの7弦ギター、アルトサックス、フルート、クラリネット、パーカッションを使って比較的アコースティックな音色で絡みながらインプロヴィゼイションでストーリーを作っていくという感じでお送りしました。また、各ステージ中に、長いフリーインプロの中のよりどころになればと、今回のサウンドと良くマッチするジャズスタンダードを2曲ずつ配置しました。
一般にフリージャズなんていうと、よく分からない物の代表のような感じで言われることが多いように思いますが、新しい表現というのはその味わいかたが難しく、いつの時代もその表現の中に込められた思いそのものはなかなか伝わらないものです。しかしながら、芸術の世界においては、その作者や演者が自身の作品について説明をくわえる事ほど野暮な事はありません。僕は芸術の基本は自己満足であると思っていますが、それが本当に最後までただの自己満足なだけで終わってしまわないように、これからも努力を尽くしてセンスと技術を磨いていきたいと思います。
今回はファーストステージが約40分、セカンドステージが約25分で、それぞれ途切れることなく1曲のように演奏しました。その中で上記のように2曲ずつスタンダードを取り上げたので、その曲名だけご紹介します。
また、この日のライヴについて、かみむらさんも彼のブログ「泰日一記」の中で感想を書いてくれていますので、ぜひ合わせてご覧ください。
第1セット
1 処女航海
2 イン・ア・センチメンタル・ムード
第2セット
1 マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ
2 ドゥー・ユー・ノー・ホァット・イット・ミーンズ・トゥー・ミス・ニュー・オリンズ
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