ウォルフィー佐野の即興音楽のすすめ
大切なのは、偶然と必然の調和。今までも、これからも…

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2006年04月05日

3月17日のライヴ報告 [Live With Takahiro Yamaguchi , ライヴ報告] 22:29


イェーイ!
Live With Takahiro Yamaguchi Vol.3、やってきましたぁ!
場所は国分寺の「クラスタ」。今回も聴きにきてくださった皆さん、本当にありがとうございます!
 よく「ジャズはアドリブだから、同じ演奏は2度とできない」などと言いますよね。確かにそれはそのとおりで、ジャズミュージシャンという人達は譜面にしてみれば毎回違う音符を弾いてはいるわけなのですが、ではその内容はというと、実は毎回大して代わり映えしないという人がすごく多いんです。言葉の会話に例えて言えば、いつもいつもおんなじ話しかしない、話題の乏しい人という感じですね。そんな人の話でも、当然毎回一字一句違わずに話せるわけはないのですから、もし文字に書いてみれば同じ話は2度としていないということになるでしょう。でも、そんなのは何の意味もありませんし、そんな人の話を聞いていてもちっとも面白くありません。
 もっとひどい人になると、自分のアドリブソロの部分で何を弾くか事前に決めてしまっているという人までいたりするんです。この中には、まるで学生時代の弁論大会のように完全に原稿を作ってしまって一字一句違わないように弾こうとする人から、使う単語は多少変わることもあるけれど話の大筋は決まっているという程度の人まで様々ではありますが、どちらにしても、こういう人と一緒に演奏すると、こちらが何を言っても頓珍漢な返事しか返ってこなかったり、逆に何も言わなくても平気で自分のことばかり話していたりするので、僕はとってもさびしくなるわけです。
 このことは誰かのライヴを聞きに行っても同じことで、音楽での会話はステージ上のミュージシャン達の間でだけ交わされるものではなく、ジャズライヴの醍醐味は、演奏者と聴衆との間でも同じようにコミュニケイションが交わされるところにあるわけです。だから僕は、誰かのジャズライヴを聴きに行くと必ず演奏者達に向かって自分の気持ちをアピールするようにしています。そして、素晴らしいミュージシャン達は必ず僕の気持ちに対して演奏を通して極めて明確な形で答えてくれます。そこに、言葉では言いようの無い感動が生まれるのです。
 ジャズはなぜアドリブでなければいけないのか??それは、その瞬間瞬間に生まれては消えて行くリアルな感情を、生きた音に込めて演奏することこそがジャズという音楽の生命力の源だからなのです。僕のライヴを聴きにきてくれるお客さんにも、ぜひその感動を味わって欲しくて、僕はいつも「僕達の会話に参加してください」と言っているわけです。
 さて、今回のライヴのお知らせのエントリーでご紹介した、僕がクラスタの掲示板に投稿した文章も、そんな思いで書いたもので、それを読んできてくれた友達がしっかり僕達の会話に参加してくれました(笑)。今回は前回前々回に比べてお客さんが少なくてちょっとさびしかったのですが、彼のおかげでとても楽しいライヴになりました。そして、後半のステージでは、聴きにきてくれていたハーモニカのKAZU岡田さんが飛び入りで演奏してくれて、さらに盛り上げてくれました。二人ともありがとう!!
 それではいつものように今回のセットリストをご覧ください。



 第1セット 
1 ゼアー・イズ・ノー・グレイター・ラヴ 
2 フォーリング・グレイス 
3 ブルーゼット 
4 ニュー・ヨーク・ステイと・オヴ・マインド 
5 サイド・ワインダー 

 第2セット 
1 ジョイ・スプリング 
2 アイ・ウィッシュ 
3 アリス・イン・ワンダーランド 
4 ワン・ノート・サンバ (with Kazu Okada) 
5 酒とバラの日々 (with Kazu Okada) 
6 ミスターP.C. 

アンコール オール・ザ・シングズ・ユー・アー 

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こんにちは

今日の佐野さんの文章、
とってもわかりやすくて、
そして、納得しました。

お相手の気配を感じる事の大切さを
私も日々実感しています。
そして、それにどう合わせていくかですよねぇ。

佐野さんには、いつも教えていただいてます。
ありがとう。

Posted by: りき at 2006年4月 6日 12:46

 イェーイ!
りきさん、いつもコメントしてくださってありがとうございます。
いや、こちらこそ、いつもいろいろ教えていただいて、本当にありがとうございます!!
先日の、江戸時代の音文化についてのお話、とっても興味深かったです。
また今度詳しく聞かせてくださいね。

Posted by: ウォルフィー at 2006年4月 7日 09:33

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